山紅葉;農漁業;ラッキョウ;09新年;環境本

大山にて:紅葉 市谷年弘、2008/11/09(Sun) 、 No.1728
 わたしの自己紹介をします。わたしは、岡山理科大学大学院で花粉分析を専門として、「山口県徳佐盆地68m湖成堆積物の花粉分析」で修士号を取りました。

 その徳佐盆地の堆積物で、過去3回の氷期に挟まれる2回の間氷期を花粉化石から解明しました。このことから、氷期編年に以前から興味を持っていて貴NPOに入会することにしました・・・。これから、よろしくお願いします。

 今日は、大山の紅葉がすこし終わり、落ち葉のペイメントになったところでした。そんななか、大山でブナの苗の植樹に参加してきました。
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               写真:大山を枡水原高原から望む

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フォーラム『農業・漁業の視点から」 

                     成瀬廉二、2008/11/25(Tue) 、No.1734

 標記のフォーラムが、NPO鳥取環境市民会議主催、NPO氷河・雪氷圏環境研究舎共催により、去る22日(土)午後、鳥取市内において開催された(写真)。
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 パネリストは、イネ・穀物が専門の小葉田亨氏(島根大学)、海産物が専門の古田晋平氏(鳥取県水産課)、および近年氷河から海洋環境学に転向した白岩孝行氏(総合地球環境学研究所、NPO氷河会員)の3名、コーディネーターは私(成瀬)であった(フォーラムの詳細は、本Web[活動・行事]の「報告」に掲載)。

 白岩氏は、海の生物生産には陸から供給される鉄が重要な役割を果たしていることを強調した。まさしく、海は陸につながっていることを実感した。小葉田氏によると、温暖化すると、イネの成長が盛んになるので、生育期間が短くなり、そのため籾数が減り、結果としてイネ収量が低下する。こういう連鎖は初めて聞いたが、奥深いようでなかなか面白い。鳥取県沿岸の海、魚、藻、赤潮などに近年異変が見られることを、古田氏が紹介した。

 全地球的には現在すでに食糧不足は歴然としている。日本だけよければ良いとは思わないが、少なくとも自分の国を自分で賄える割合を高めなければならない。そのためには、一層の研究進展と的確な政治と食生活の意識改善の3点が重要だと考える。

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Re: フォーラム  

                    白岩孝行、2008/11/25(Tue)、 No.1735

こんにちは。
鳥取ではお世話になりました。

>近年氷河から海洋環境学に転向した白岩孝行氏

というわけではありません(涙)。仕事でのことですので、まだまだ氷河に興味を持ってます(ホントか?)。

あと一年したらまた氷河学に戻ります。それで海洋氷河生物学を立ち上げたいと思ってます。その節はどうぞお手柔らかにお願いします。

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ラッキョウの花 

                  成瀬廉二、2008/12/04(Thu)、 No.1739

 
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 20日前(11月13日)の写真だが、鳥取砂丘(福部)のラッキョウの花である。遠くから見ると、北海道富良野のラベンダー畑のようだ。もちろん、近くで見ると花の形も香りも全然違う。

 鳥取は20世紀梨で有名だが、ラッキョウも福井とならんで全国有数の産地である。ラッキョウは盛夏の8月に植えられ、10月中旬から11月中旬まで紫の花が咲き、翌年5-6月に収穫、出荷する。

 ラッキョウの白い球根(正しくは鱗茎と言うそうだ)を食用とする。鳥取の名産品とは言え、酢づけで食べるだけでは消費が格段には増えない。野菜として料理に利用することが徐々に普及しつつあるようである。

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Re: ラッキョウの花 

                 市谷年弘、2008/12/04(Thu) 、No.1740

 写真は、ラッキョウの花の花粉です。ラッキョウもネギとおなじ花粉形態をしています。単口型花粉で、つるっとした花粉表面模様です。
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新年を迎えて

             成瀬廉二、2009/01/01(Thu) 、No.1754

 明けましておめでとうございます。

 新年にあたり、皆さまのご健康とご多幸、ならびにお仕事、研究、勉学などのますますのご発展をお祈りいたします。

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 昨年の正月につづき、今年も大雪の鳥取の元旦です(写真)。今冬は、11月中旬から何度か霰(あられ)や雪が降りましたが、地面に落ちると直ちに融け、積もるまでには至りませんでした。氷ノ山に加えて鳥取市内の住宅地にも50cmのミニ雪尺を設置しましたが、本日初めての測定、12時、湿った重い雪で積雪深15cmです。

 この雪で、2月1日(日)開催の氷ノ山「雪の観察会」は一安心です(参加者募集中)。

 さて、NPO氷河ウェブの「氷河・雪氷圏ミニ辞典」は、第2版(2007.2)に92項目の用語が掲載されていました。昨年末から1月にかけて第3版(2009.1)を編集中で、約50の新項目を、7名の会員が現在分担執筆中(一部アップロード済み)です。

 インターネットでは検索サイトを利用すると、大概の用語はそれなりに調べることができます。しかし、それらは誰が執筆しているのか、オリジナルの出典等に確認しているのかどうか不明のものも多く、どこまで信頼してよいのか疑問を感じることがあります。こういう中で我が「ミニ辞典」は、その分野の専門家が署名入りで執筆し、NPO氷河が十分な編集を行い、内容の信頼性については自信を持って公開しています。本ウェブ辞典を、調べものとして、また読みものとして、どうぞご活用下さい。

 また、昨年は試みとして数名の会員に「情報の広場」のレギュラー寄稿を依頼していたところ、ときにはイレギュラーになったり、欠配信になったりしましたが、多くの多彩な話題で賑わうことができました。2009年は、年間スケジュール表を組むほどレギュラー執筆の承諾者が集まりませんでしたので、一般投稿のみといたします。会員、非会員を問わず、また雪や氷に限らず自然および環境一般について、ニュース、トピック、地域だより、随想、質問、コメントなど、硬・軟、軽・重、長・短、何なりと、皆さまの投稿をお待ちしています。

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「"環境問題のウソ"のウソ」という本... 

               成瀬廉二、2008/03/27、No.1659

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 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』という本(中部大学・武田邦彦教授著)が、20-30万部のベストセラーになっている。たしかにこれだけ関心の高い環境問題の報道や論説がウソに立脚しているとしたら、それこそ大変な問題であるとともに、反面痛快にも感じられるかも知れない。

 この本を読んだ私の印象は、著者はかなり思い込みが強く、さまざまなデータをやや強引に自分の主張に沿うように解釈しているようだ、というものであった。

 とは言え、リサイクルやダイオキシンについては私は何も論評できないので、"北極の氷が溶けて海水面が上がるなどという言説がなぜまかり通るのか”という項目関し、昨年11月、武田教授に以下の内容のメールを送った。

「過日、武田先生のホームページ上の発言に関し、一市民から質問がありましたので、当方WebのBBSにて取り上げました(「情報の広場」No.1606「北極の氷」)。その要点は、北極を北極海に限定すれば武田先生の主張の通りですが、IPCC等でice capと言っているのは北極諸島の氷帽であり、これらの衰退、縮小は海面上昇に寄与いたします。」

 これに対して同教授から、決して自説は曲げないが、丁重な回答をいただいた。「(IPCCの)第四次報告の第2作業部会の報告は、なぜ、悪くなる面だけを拾ったか、あるいは論文が悪くなる方が多いのかと少しいぶかっております。」というのが、氏の環境問題への発言の背景らしい。

 最近、旅先でぶらりと立ち寄った書店で「"環境問題のウソ”のウソ」という本(SF作家・山本弘著)を見つけた。さっそく買い求めて、一部を読んだのだが、この本の大半は武田著のデータの誤りや論法の不適切さを指摘し、激しい批判に満ちている。

 読み物としては、どちらの本も大変おもしろい。誤りを指摘し批判するためには、十分調べて検討しなければならないので、一般的には批判者の方に分があると思う。しかし、批判される方にも言い分があろう。「ウソのウソのウソ」を書くより、どこかで決着をつける公開討論でもやってほしいと思っている。

 [写真:南極周辺の海(インド洋)を漂流する氷山.1993年2月]

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