山登り・ハイキング <2020年春>:船上山、瀞川、ダルガ、三角、羽衣石、牛臥山、小沢、若杉山、船通山

船上山軽登山 
               投稿日:2020/04/16、No.644

 大山火山群の最高峰剣ヶ峰(標高1729 m)の北東、外輪山の一角に野田ヶ山(1344 m)があり、その東の矢筈ヶ山(1358 m)から北に、甲ヶ山(1338 m)、勝田ヶ山(1149 m)、船上山(615 m)が連なる。

 船上山は、この山群の北の端、日本海を見下ろす低い山だが、頂上付近にはかつての火山活動で形成された柱状節理の高さ100 m以上の断崖(屏風岩:写真)があり、山らしい山の容貌もある。
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 先日(3月29日)、この山へ行ってきた。琴浦町の船上山少年自然の家(260 m)から歩き始め、上り1時間30分の軽登山だった。

 頂上は広い平坦地、かつ密な林の中なので、眺望は全くない。船上山は、平安時代ころから、宗教や政治の舞台でもあったそうで、現在は頂上に神社が、ルート上各所に解説版や碑などがあった。
  
瀞川渓谷トレッキング 
                投稿日:2020/04/20、No.645

 山陰海岸ジオパークは、京丹後市(京都府)の東端から鳥取市の西端まで、東西約120 kmにおよぶ広大なエリアを対象とし、日本海形成から現在に至るまでの様々な地形、地質、生物などの特性、および人々の暮らしの歴史に触れることができる地域である。

 そのため、同パーク内には、27個の<散策モデルコース>が設けられている。それらは、散策遊歩道的なものから、1日行程の長いトレッキングコースや登山道まで多種がある。

 2週間前(4月6日)、兵庫県北西部の「瀞川渓谷・板仕野コース」をトレッキングした。

 斜面一面に棚田がある板仕野集落(標高約400 m)を出発点とし、瀞川沿いの作業道を上がり、稲荷神社や火山溶岩に起因する巨石群を横に見ながら登山道を進むと、標高800 m付近にて双身の滝に着いた(写真)。 
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 この滝を越えて少し登るとこのコースの終点である瀞川滝に到達できるのだが、双身の滝を高捲く側道は十分には整備されておらず、雨上がりで浮石も多かったので、ここで断念、引き返した(上り:1時間20分)。 
   
ダルガ峰散策 
               投稿日:2020/04/24、 No.646

 去る19日、西粟倉村の駒の尾山を登ろうと家を出た。この山は、標高1281 mで岡山県第3位の高峰だが、登山口の標高が950 mなので、老・児童にも楽なハイキング登山コースが整備されている。

 しかし、道の駅「あわくらんど」前から林道に入り、しばらく上がると、その先は通行止めになっていた。これは、一昨年(2018)7月上旬の西日本豪雨による土砂崩れが原因らしい。

 この豪雨では、広島県や岡山県にて甚大な災害が生じたことが多く報道された。しかし、7月上旬の3日間合計降水量は、粟倉周辺の奈義399mm、佐用312mmで、呉436mm、倉敷274mmとほぼ同程度の降水があった。

 この時、六甲山でも観光道路やトレッキング道の各所で崩壊が起きたが、いずれも割合速やかに補修や迂回路が建造された。

 これに比べて粟倉の林道は、重要度がはるかに低いためか、豪雨から1年半たってもまだ復旧が完了していない。

 やむなく林道途中で折り返し、目的地を隣のダルガ峰(1163 m)へ変え、大茅スキー場から入山した。
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 スキーゲレンデ上端からしばらくは、ミツマタの花が一面に咲くスギ林の中を簡易コンクリート舗装の作業道が続くが、過去たびたびの豪雨および土石流のためか、あちこちで舗装が剥がれ、大小の石塊がルート上に散乱、堆積していた(写真)。
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 30分も歩くと、斜面も急になり、巨石と倒木がルートの一部をふさぐようになり、若い時なら難なく乗り越えたり、捲いたりするだろうが、今は無理をせず、ここまでとして引き返した。

用瀬アルプス三角山登山
               投稿日:2020/04/28、 No.649

 鳥取市用瀬 (もちがせ) 町の市街地の背後に、用瀬アルプスと呼ばれている山なみがある。
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 写真は、千代川の用瀬橋付近から見た用瀬アルプスである(4月25日)。一番左のコブが景石城跡(325 m)、その右の傾いた三角形が三角山(みすみやま:508 m)、中央から右の数個のピークがおおなる山(648 m)、右端が最高峰洗足山(743 m)の北側の副峰である。

 登山クラブ等のブログによると、このアルプス全山縦走は、日帰りで十分だが、アップダウンが激しく、急峻な岩場も多いので、中・上級者の健脚向きとされている。

 そのさわりだけでも味わおうと、先週25日、用瀬町から三角山のみ登ってきた。

 女人堂から山道に入るが、ひたすら登りが続き、急傾斜の岩場も数か所あるが、岩にステップが切り込んであり、要所には補助ロープまたは鎖が固定されているので、難しくはない。

 市街から上り90分、下り65分だった。所要時間から見れば軽登山だが、とても”軽”とは言えないタフなコースなので、タイトルでは”登山”とした。
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   頂上から見た用瀬の街

羽衣石山トレッキング
               投稿日:2020/05/03、 No.650

 湯梨浜町の羽衣石山(うえしやま:372 m)から南方を周回する「中国自然歩道」を約4時間トレッキングした(30日)。

 羽衣石山頂上には中世の山城の城址があり、現在は模擬の天守が建てられている。写真は山頂から見下ろした東郷池、およびその向こうは羽合の海岸である。
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 この山頂までは、登山口から高度差170 m、徒歩約30分なので、家族ハイキングや健康ウォーキングに適している。

 しかしそこからの周回コースは、稜線に沿い5つの小ピークを越える。
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 国土地理院の地形図にて等高線から読みとって、上りの部分を足し合わせた累積標高差は500 m余りとなった。すなわち、登山口から登山口までの約7 kmにて、500 mを登って降りたことになる。ハイキングとしては、結構ハードなコースだった。

 なお、過去1か月余に山歩きを5回行ったが、有名で人気の山ではないことに加えて外出自粛もあってか、歩いているとき出会った人は、船上山2名、瀞川渓谷ゼロ、ダルガ峰ゼロ、三角山3名、羽衣石山3名、同周回自然歩道ゼロと、たいへん少なかった。

牛臥山軽登山 
               投稿日:2020/05/08、No.651

 外出自粛ムードのあるゴールデンウィークの後半、5月5日、智頭町の牛臥山(うしぶせやま、728 m)へ行ってきた。

 曲がりくねった細い林道の終点に牛臥公園(標高448 m)があり、そこを登山口とするポピュラーコースは、280 m登れば頂上へ達する。

 中国地方の山の中腹は、一般にスギとヒノキが圧倒的に多い。智頭町では「杉のまち 智頭」を標榜しているように、特にスギが多いようだ。

 しかし牛臥公園からの登山道は落葉樹の雑木林の斜面を上がる。したがって、この新緑の時期は、若葉の緑が鮮やかであった(写真)。
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 このルートを登るのは、2009年6月、2016年10月に続いて3回目である。上り55分、下り45分の軽登山だった。
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   頂上から見た智頭の街

小沢見海岸ハイキング
               投稿日:2020/05/19、No.653

 山陰海岸ジオパーク散策モデルコースの一つ、鳥取市の小沢見(こぞみ)海岸コースを一昨日(17日)ハイキングした。
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 白兎海岸の道の駅からスタートし、小さな岬を越えると小沢見海岸、その先の小半島(北野神社あり)の西側が牛込海岸である。
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 写真は牛込海岸にて、左は安山岩の露頭、中央は砂丘地層の断面である。このように、岩脈や砂丘地層が隣接して見られることは珍しい。

 そこから小沢見砂丘の上に開けた小沢見集落内を一周し、もと来た道を戻り、全行程約5 km、1時間半の散策だった。

三朝の若杉山歩き 
               投稿日:2020/05/30、No.656

 若杉という名がついた山や地名は日本各地にいろいろある。鳥取周辺では、岡山と県境の若杉峠、その近く西粟倉村の若杉天然林(原生林)、兵庫養父市の若杉高原など。

 今回のレポートは、鳥取三朝町の若杉山(標高1021 m)である。三朝町の市街から山間地の県道、町道を20 kmほど進み、枝道終点の最奥民家裏が登山口(670 m)である。
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 スギ林ではなく、コナラなど落葉樹の雑木林中のなだらかな林道を歩くと、急に視界が開け、眼前に若杉山が見える(写真:5月23日)。

 かつて、農耕用の牛を大規模に放牧していたそうで、そのため広範囲に樹木が伐採され、現在も背の低いササ、ススキ、草の斜面となっている。したがって、頂上からの眺望は全方向申し分ない。
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「若杉山に自生し“レッドデータブックとっとり”で絶滅危惧種一類とされている”オキナグサ“の保護活動が、2007年6月23日、山麓の住民らで組織する”オキナグサを守る会“や集落の住民、学童らおよそ60人が参加して行われた。参加者は手分けをして標高900 mの自生地へ苗を運び上げ、数か所の保護区をつくり、植栽した。(三朝町広報誌、平成19年7月号より)」。

 前回この山に来たとき(2014.10.29)は、中腹にロープで囲った保護区が2、3か所あり、”オキナグサ“と思われる植物がきちっと生育していた。しかし今回は、囲いが半分ほど壊され、保護区内は大きく乱れていた。人為的か、動物によるのか分からないが、残念なことである。

船通山登山 
               投稿日:2020/06/09、No.659

 鳥取県内で、鳥取市から最も遠い山は、日南町の南西端、島根との県境にある船通山である。鳥取市内から走行距離150 km、3時間で登山口(標高700 m)へ着いた(6月2日)。

 舗装された坂道を20分ほど歩くと、キャンプ場があり、そこから頂上へは谷沿いの「健脚コース」と林間の「一般コース」に分かれる。健脚という積りはないが、上り下りで別ルートを選ぶとすれば、上りは急な斜面、下りは緩くてよく整備された坂道の方が楽である。

 1時間半で頂上(1142 m)に着いた。広い開けた頂上に、先客が4組7人いた。登山口周辺に駐車していた車は1台も見かけなかったし、登山中誰にも会っていない。ということは、これら7人は島根県奥出雲町側から登ってきた人たちである。確かに、奥出雲町方向へ下山して行った。
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   頂上には大きな記念碑や鳥居などがあり、いささか興ざめする。

 この山は、比婆道後帝釈国定公園に属しており、島根県人にとっては重要な雄峰の一つと位置づけているため、登山者も多いのだろう。

 山頂付近には、4月下旬~5月上旬、カタクリの花が一面に咲くことで有名だが、今回は時期が遅かった。

 帰路は、ブナ林内(写真)の一般道を下った。
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