山登り・ハイキング <2020年夏>:久須部渓、泉山、ハチ高原、花見山、波賀東山、旧線路、岡山森林

[トップ写真:泉山]
久須部渓谷ハイキング 
               投稿日:2020/06/24、 No.662

 山陰海岸ジオパークに設けられている27個の<散策モデルコース>のうち、兵庫県香美町小代の吉滝・久須部渓谷コースをハイキングした(6月9日)。

 小代および周辺地域は、かつての火山活動による溶岩、あるいは火山灰が固まってできた凝灰岩が多く、これらの硬い地層は浸食されにくく、あちこちで渓谷や滝が形成されている。

 おじろん温泉から、久須部川沿いに上流に歩き、2 km弱で、要滝・三段滝に着く。
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 写真は要(かなめ)滝。約300万年前の火山活動で発生した火砕流によって作られた白い岩石(凝灰岩)の上の、なだらかな滝である(ジオパーク案内文書より)。

 その後、おじろん温泉へ戻ってから、吉滝エリアへ移動し、吉滝を観賞した。こちらは、上記と同時期の火山活動で流れ出た溶岩(安山岩)でできている、とのことである。

 なお、小代は、但馬牛の産地の一つであるとともに、山間地にはきれいな棚田も多い。

裏側から見る吉滝 

 小代の吉滝は落差28 mあり、鳥取県の有名な滝の大山滝が落差43 m、雨滝が40 mなので、これらに比べると中クラスの滝と言える。

 この滝の特色は、観察小道が滝の裏側を通っていることである。つまり、滝の落ち口の岩が前方に張り出しているため、滝の水は観賞者よりも前方に落下している。
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 写真ではやや不明瞭だが、中央の上から下に鉛直に流下する滝が見られる(6月9日)。

 このような滝は必ずしも珍しいことではないが、見物者の誰もが容易に滝を裏側から見られる状況は、日本全国にそんなに多くはないだろう。

岡山、泉山登山 
                投稿日:2020/07/05、No.664

 岡山県北部の鏡野町にある泉山は、手軽に登れる標高1209mの山であり、登山コースも6種あり、独立峰なので眺望は申し分なく、多くの登山者や山野草愛好家に親しまれている。

 鳥取県では、大山、氷ノ山、扇の山などのように、山を「せん」と呼ぶことが多いが、この泉山も昔は「いずみがせん」だったそうだが、現在は普通に「いずみやま」と呼ばれている。

 最もポピュラーなコースは、山の北側の笠菅峠(標高850m)を出発点とする。樹林帯の中の坂道を約45分上ると尾根に出て、そこから4個ほどの小ピークを越えて5個目のピークが泉山頂上である。
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 写真は、途中の小ピークから登ってきた方向を振り返って見た光景である。尾根上の草刈りの際、斜面に「泉山」と刈りとった形が認められる。

 上り(正味)1時間45分、下り1時間15分だった(6月22日)。なお、登山口の看板には、「片道2時間」と表示されていたが、ゆっくり歩いて休憩時間を含めるとこれが妥当であろう。
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    登山口のササユリ

ハチ高原 
                     投稿日:2020/07/22、No.668

 鉢伏山の南面はハチ高原、北面はハチ北高原である。夏はスポーツ系の合宿やキャンプで、冬はスキーやボードで賑わう。ハチとハチ北を合わせたスキー場の規模は、大阪府・兵庫県で一番だそうである。
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 写真は、高丸山と鉢伏山との間の小ピークから見下ろしたハチ高原である(7月12日)。リフトは12軌あり、草付き斜面はすべてスキーコース(標高1100m-850m)になる。

 霧が半分かかった遠景には、管理諸施設のほかに多くの宿泊施設が見られる。ハチ高原観光協会によると、ここには、ホテル、ロッジ、ヒュッテ、山荘、民宿などが19軒あり、合計客室数は588室とのことである。

 これだけの施設・設備があるということは、スキーができるほど雪がたくさん降るのだろうか。ここから7 km離れた兎和野高原(標高540m)のアメダスデータを調べてみた。

 2000年から2020年までの年間最大積雪深は次のとおりである。
[2000-2009]138, 95, 76, 48, 68, 96, 182, 46, 167, 148 cm
[2010-2020] 89, 197, 205, 88, 118, 152, 65, 201, 119, 75, 55 cm

 兎和野高原で何cm以上あればハチ高原でスキー滑走可能となるかは分からないが、最深値が数十cm以下では、一般に積雪期間も短くなるので、スキー場の営業は厳しいのではないかと推察する。

 特に、今シーズン(2019-20年)は、十分な雪があったのは2月上旬のみで、1月、3月は非常に少なく、スキー滑走可能日は限られた日数だったと思われる。この状況が来シーズンも続けば、スキー場存廃の議論が始まるかもしれない。

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   頂上へ向かう尾根.

野生動物の足跡   No.670

 原野を歩いたり、駆けぬけるウサギ、リス、ネズミなどの足跡は、積雪地域では冬によく見られる。動物によって足の運び方が異なるので、足跡の組が雪上に飛び飛びに連なる様子は、見て楽しいものである。

 一方、雪のない春夏秋の山野では、野生動物の足跡を見かけることは少ない。樹林帯では、下草や落ち葉があって足跡は残らないし、草原や岩場、ガレ場も跡が付かない。

 足跡が見られる可能性がある所は、池や沼の畔の土の場所、および草刈りをした後の登山道などである。ただし、乾燥した固い土砂や、びしゃびしゃに濡れた泥では足の型ができない。

 鉢伏山へ至る尾根上の歩道で、雨上がりのため適度に軟らかい土の面にて動物の明瞭な足跡が見られた(写真:7月12日)。一番右は先行するハイカーのウォーキングシューズ跡だが、ソウルの細かい凹凸がきれいに残っている。
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 中央の足跡は指と爪が4本か5本認められる。

「タヌキとキツネは4つの指球(肉球の指の部分)の跡が、アナグマとハクビシンは5つの指球の跡がつきます。どちらとも成獣の足跡の大きさは約5~6センチです。アナグマは前脚で巣穴を掘る習性があるため、ハクビシンより長い鉤爪を持っています。」(マイナビ農業より) 以上から、アナグマの可能性が高い。

 その左には、2本の蹄を持つやや大型の足跡がある。「里山でヒヅメを持っている動物は、イノシシかシカです。どちらの足跡も長細いヒヅメの跡が2つつきます。ヒヅメの後ろに小さなヒヅメの跡(副蹄)が付いていればイノシシだと判断することができるのですが、分かりづらいことも多々あります。足跡の大きさは、イノシシもシカも約5~8センチです。」(HondaWoods、マイナビ農業より)

 以上、軟らかい土なのに副蹄が認められないので、シカと思われる。鳥取県は少ないが、兵庫県の里山、奥山には近年ニホンジカの生息数が非常に増加している。

花見山軽登山 
               投稿日:2020/08/01、No.672

 鳥取県日南町と岡山県新見市との境界に、花見山という標高1188mの山がある。鳥取市からは、日南町西端の船通山と同じ程度に、最も遠い。

 花見山頂上から南へ伸びる尾根の肩から下方の鳥取県側斜面はスキー場になっている。無雪期の登山者は、スキーゲレンデ下部または途中に車を置き、まず肩(リフトの上部駅:標高1080m)まで登る。

 その肩から尾根に沿って頂上まで、ブナ、コナラ、カエデなどの樹林の中を全長1.2kmの「探勝歩道」が続く(写真:7月19日)。
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 緩いアップダウンがあるこの「歩道」は、所要時間、往40分、復30分で、夏でも高標高と日陰のため涼しく、誰でも気軽に楽しめるハイキング道である。

山野草が豊かな花見山    No.673

 花見山のスキーゲレンデには、春はスイセン、秋はマツムシソウなど季節の花が咲く(日南町観光協会HP)。この他、リュウノウギク、リンドウなど(日野振興局HP)、また現地の看板には八重桜、シャクナゲ、あやめが咲く、とあった。

 このように、野の花、山の花が多彩、豊富なので、花見山という名前が付いたのかな、と思った。

 しかしこれは誤りで、花見山の岡山県側は新見市千屋花見(ちやはなみ)という地名で、山名は単純にこれに由来するそうである(ヤマケイより)。

 花見山探勝歩道は、きれいに草刈りが施されていた。しかし、頂上の手前50m位の区間は、草が刈られておらず、人が通った跡がかすかにわかる程度だった(写真:7月19日)。
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 これは間違いなく、写真のササユリを守るため草刈りを控えたものと思われる。

 葉の形が笹の葉に似ていることからササユリと呼ばれるが、ユリの品種の一つで、5月~7月に淡いピンク色の大輪の花を咲かせるそうである。野山の野生種は、盗掘されたり踏み荒らされたりするため、近年減少しており、ササユリを準絶滅危惧種に指定した地域もあるとのことである。

 野山のササユリを、4-5輪もまとめて見たのは、今回の花見山が初めてのことであった。

波賀東山トレッキング 
                投稿日:2020/08/16、No.675

 鳥取市から若桜町を通り戸倉峠を越え、宍粟市山崎方向へ下る途中に、フォレストステーション波賀という高原リゾート地がある。そこには、ホテル、温泉、コテージ村、オートキャンプ場、バーベキューサイト、遊歩道、名水などの施設が整っている。

 8月2日、同ステーションのメイプルプラザ駐車場を出発点として、東山尾根コース~東山頂上~東山登山コース~名水~駐車場、と周回コースをトレッキングした。
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 出発点(標高665m)から園内の自動車道の上り坂を25分歩くと、尾根コース登山口。そこから25分登ると、三角点(927m)に着き、以後は尾根沿い(写真)の緩い起伏を45分歩くと東山頂上(1016m)である。
higasiyama choujou .JPG   頂上

 帰路は、西方向への登山コースを50分下ると登山口、そこから遊歩道に沿い30分で駐車場に戻った。すべてのルートは歩きやすく整備されており、快適な3時間の山歩きだった。

倉吉旧線路跡ウォーキング
                 投稿日:2020/09/07、No.679

 1912年(明治45年)に開通し、1985年(昭和60年)に廃線となった旧国鉄倉吉線の線路跡が残されている。その一部区間はサイクリングやトレッキングコースになり、一部は彫刻が点在する野外美術館的な役割を果たしている。

 年に数回、ガイド付きの廃線跡ウォーキングツアー(片道4.6kmなど)が催されている。この時は、通常閉鎖されている山守トンネル内も通行可能となるそうである。

 先月(8.11)、多少涼しくなった日没頃、トレッキングコースの一部区間(3km程度)をウォーキングしてきた。
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 場所は山守トンネルの手前、旧泰久寺駅付近である(写真)。この辺りは、レールや枕木、および旧駅ホームなどが残されている、歴史保存区のような地域である。

 レール残存区間は旧泰久寺駅付近のみで、他の大半はレールが撤去され、歩行や自転車走行がしやすくなっている。なお、写真に見られるレール間に伸びている樹木は、線路両側の竹林の竹である。

岡山森林公園トレッキング 
          投稿日:2020/09/12、No.680

 岡山県北東部、鏡野町にある県立森林公園は、よく整備された穏やかな起伏の遊歩道がたくさんあり、散策、トレッキング、登山のいずれでも楽しむことができる。

 鳥取市から日帰りも容易で、過去数年間に4回行ったことがある。特に標高840~1100 mのため夏季は涼しい上に、森林はスギ・ヒノキが相対的に少なく、ブナ・ミズナラ・カエデ等の広葉樹が多数を占め、景観の変化が歩く者にとって心地よい。

 8月30日、平易な林間コースをトレッキングした。辿ったルートは次の通りである。

 管理センター(標高840m)-いぼた園地-六本杉-ボーズ原谷―奥ぶなの平(980m:写真)-ぶなの平園地-熊押し滝-かえで園地-管理センター.
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        奥ぶなの平
岡山森林.JPG  熊押し滝

 所要タイムは2時間15分、気温は、下界が30℃超に対し24-25℃だった。


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この記事へのコメント

王島将春
2021年03月11日 20:43
はじめまして。福井市在住の王島将春(おうしままさはる)と言います。聖書預言を伝える活動をしています。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。ヨハネの黙示録6章から19章を読めば分かりますが、携挙に取り残された後の7年間の患難時代は、苦痛と迫害の時代です。患難時代を経験しなくても良いように、携挙が起きる前に救われてください。